Magic 2015のデッキ紹介(白単色)

 2月12日のアップデートで30枚のカードが追加実装され、それらを使ったデッキ作成が楽しくてやばい。
 でも今回紹介するのは、全くアップデートに絡まなかった白の単色デッキ。白は非常に高いレベルでバランスがとれていて、単色でも全く問題なく運用できて強いです。



ライブラリ名:白単

クリーチャー28

2マナ 10
 3 前兆の壁
 3 印章持ちの聖騎士
 4 戦隊の鷹
3マナ 10
 1 オレスコスの王、ブリマーズ
 2 弱者の師
 3 放逐する僧侶
 4 従者つきの騎士
4マナ 3
 3 新たな夜明けの模範
5マナ 3
 1 悪斬の天使
 2 戦誉の天使
6マナ 2
 2 矢来の巨人

マジック9

3マナ 2
 2 凱旋の間
4マナ 3
 3 鎧をまとった上昇
5マナ 4
 4 天使の布告

土地23

 23 平地



 白はとにかくバランスがよい。放逐する僧侶を筆頭とする強力な単体除去があり、天使の布告は非破壊の除去であり、アーティファクトを除くパーマネントまで破壊できる。戦隊の鷹や各種天使といった、低マナから高マナまでナチュラルな飛行クリーチャーが居て、先制2/2やタフネス4の低マナクリーチャーも居るためゴブリンウィニーはもちろん飛行ウィニーにも強い。


 凱旋の間や新たな夜明けの模範はこれらの強力なクリーチャーを確実に強くし、ウィニー対策が緩い相手には速攻で試合を決めることができ、逆にウィニーにはじわじわと締め付けるようなプレイングができる。


 苦手なカードを挙げると、嵐の伊吹のドラゴンと神々の憤怒くらいで、というか憤怒はほぼすべてのウィニーが苦手とするカードであり、ブリマーズ、前兆の壁、鎧をまとった上昇などで対策ができないことも無いことを考えると、むしろウィニー気味でありながら赤入りファッティと戦える数少ないデッキともいえる…のかもしれない。なお、嵐の伊吹のドラゴンはどうにもならない模様。


 プレイとしてはマナカーブに沿ってカードを出していくだけなんだけど、上に書いたように相手に赤が混ざっている場合は神々の憤怒に一掃されないようにをつけなくてはいけない。
 具体的には、印章持ちの聖騎士 戦隊の鷹を並べすぎないようにし、普段なら優先順位の低い前兆の壁を先に出したり、3マナも従者付きの騎士より弱者の師を優先したりして、並べるよりもドローを重視する。4マナでも模範をすぐに出さずに鎧をまとった上昇をすぐ使うのもよい。赤は除去が豊富な色だけど、ダメージを与える系がほとんどなのでビックカードを作るのは非常に有効。白の天敵である嵐の伊吹のドラゴンが出てくると本当に死にリーチがかかるので、その前にダメージを与えておかなくてはいけないのでがんばる。


 逆に赤でもウィニーだと確信したらプレイを全く逆にする。先制持ちである印章持ちの聖騎士や従者付きの騎士を積極的に並べ相手を黙らせる。相手が手を出せなくなったら鷹や天使で殴っていく感じでいくと良い感じ。悪斬の天使や矢来の巨人が出せればgg。